相続登記を自分でする方法

事前相談

不動産の登記申請は、登記する不動産の所在地を管轄する法務局で行います。各地方法務局にはそれぞれ支局があり、管轄エリアが決まっています。管轄は法務局の「管轄のご案内」から確認できます。
登記申請は郵送でも可能です。でも書類に不備があるとその後のやり取りに不自由しますし時間もかかりますので、可能であれば法務局に行って事前相談をしてもらうのがいいと思います。

事前相談について

法務局では無料の事前相談を受け付けています。事前相談では書類の確認もしてもらえますし、不備がなければその日に申請可能ですので、法務局に出向く必要はあるものの結果的には効率的と言えます。相続する不動産が遠方でない限りは、所詮素人の申請ですから事前相談で確認してもらった方がいいと思います。かくいう私も事前相談で書類の不備を指摘され、やり直しています。

支局によって違うかもしれませんが、私が行ったところは電話による予約制で、実施しているのは平日のみでした。そのあたりは管轄の法務局のホームページでご確認ください。

事前相談では、担当の方に相続関係説明図を見せながら事情を説明し、用意した提出書類を見せていきます。念のために実印を持って行った方がいいかもしれません。

準備万端のつもりだったのですが、1回目の事前相談では「この場合は上申書がないとだめ」と言われて敢え無く撃沈。正直なところちょっとショックでそれから1か月ぐらいやり直すパワーが湧きませんでした。